ジャンプ力を上げようとして、逆に下げていたことがありました。
当時は全く気づいていなかった。あとで振り返ると「それが原因だったのか」と思い当たることばかりです。今回はその3つを紹介します。
1. 練習前に長時間の静的ストレッチをしていた
「柔軟性を上げれば跳べる」と信じて、練習前に股関節や太ももを10分以上じっくり伸ばしていました。
でも静的ストレッチ(伸ばして止める)を長時間やると、筋肉の出力が一時的に落ちることがわかっています。練習直前にやっていたので、ジャンプが重くなるのは当然でした。
修正後は、練習前は動的ストレッチ(動きながら温める)に切り替えました。股関節を回す、ランジを歩きながらやる、軽いジャンプを入れる。これだけで踏み切りの感覚が変わりました。静的ストレッチは練習後に回すのが正解でした。
2. 毎日重いスクワットをしていた
「脚を鍛えれば跳べる」と思って、毎日スクワットをやっていました。
問題は「毎日」だったこと。筋肉の回復が追いつかず、常に疲労した状態で練習していた。疲れた脚では当然、最大出力が出ません。
修正後はスクワットを週2〜3回に減らし、代わりに股関節の動きを整える種目を入れました。回復が間に合うようになってから、練習でのジャンプの切れが戻ってきました。
3. 睡眠を削って練習量を増やしていた
仕事が忙しい時期、睡眠を6時間以下に削って早朝練習をしていました。
睡眠不足は神経系の働きを落とします。ジャンプは筋力だけでなく、神経筋協調で決まる部分が大きい。睡眠が足りないと、同じトレーニングをしても効果が半減します。
修正後は練習時間を少し減らして、睡眠を7時間以上確保するようにしました。練習量は減ったのに、パフォーマンスは上がりました。
アラフォーはやめることも戦略
量より質、頑張りより回復。アラフォーのジャンプ力アップには、やめることも大事な戦略です。
何かを足すより、何かをやめる方が先に効くことがあります。自分の習慣を見直してみてください。
アラフォー特有の落とし穴
アラフォーになってからジャンプ力を上げようとすると、若い頃の成功体験が邪魔をすることがあります。
「昔はこれで跳べるようになった」「気合いを入れて練習すれば変わる」という思い込みが、間違った習慣を続けさせてしまう。体が変わっているのに、やり方だけ昔のままになっている状態です。
回復力が落ちているのに練習量は変えない、股関節が硬くなっているのにスクワットを続ける、睡眠を削ってでも練習時間を確保する——これが積み重なってジャンプ力が下がっていきます。
変えてよかったこと
3つの習慣をやめてから、練習の質が上がりました。疲れが翌日に残りにくくなり、踏み切りの感覚が戻ってきた。
やめることには勇気が要ります。「これをやめたら弱くなるんじゃないか」という不安がある。でも実際にやめてみると、体が軽くなって動きやすくなりました。
アラフォーのジャンプ力アップには、足すより先に、引き算が必要かもしれません。


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