靭帯4本断裂してもバスケを続ける理由|アラフォーがコートに戻り続ける本当のわけ

ストレッチ

靭帯を4本切りました。両足合わせて4本です。その度に手術して、リハビリして、またコートに戻ってきました。周りからは「なんでそこまでしてやるの?」と何度も言われました。正直、うまく答えられませんでした。でも続けてきて良かったと今は思っています。

最初の靭帯断裂のとき

最初に靭帯を切ったのは30代前半でした。バスケ中に着地した瞬間、「ぶちっ」という音がして膝が崩れました。病院で「前十字靭帯断裂」と診断されて手術。リハビリに8ヶ月かかりました。

正直、最初は「もうバスケはやめよう」と思いました。痛みより恐怖の方が大きかった。また同じことが起きたらどうしよう、という恐怖です。でも、コートに立てない8ヶ月間で気づいたことがあります。バスケがない生活は、思っていたよりずっと辛かった。

「なんでそこまで」と言われ続けた理由

2本目、3本目と切るたびに、周りの反応は変わっていきました。「また怪我したの?」から「いい加減やめれば」になり、最終的には「なんでそこまでしてやるの?」になりました。

家族にも心配をかけました。手術のたびに入院して、仕事も休んで、リハビリに時間とお金をかけて。傍から見れば無謀以外の何ものでもないかもしれません。でも、やめる選択肢が自分の中になかったんです。

「なんでそこまで」の答えを探し続けてきましたが、結局のところシンプルです。バスケコートに立っているときが、一番自分らしくいられる場所だからです。仕事でも家庭でもない、純粋に自分のための時間と空間。そこに戻ることが、自分にとって必要なことだったのです。

怪我をして変わったこと

靭帯を4本切って、変わったことがたくさんあります。まず体の使い方に真剣に向き合うようになりました。股関節の可動域の大切さ、正しい着地フォーム、怪我予防のトレーニング。怪我をする前は全て後回しにしていたことです。

皮肉なことに、靭帯を4本切った後の今の方が体の動きは良くなっています。股関節を正しく使う方法を学び、怪我予防のストレッチと筋トレを毎日続けています。ジャンプ力も怪我前より上がりました。怪我がなければ、これほど真剣に体と向き合わなかったと思います。

バスケを続けることで得た3つのもの

靭帯を4本切ってバスケを続けたことで、確かに失ったものがあります。時間、お金、体への負担。でも得たものも確かにあります。

一つ目は「体の使い方の知識」です。怪我を繰り返したことで、股関節の重要性、正しい着地フォーム、怪我予防のトレーニングについて徹底的に学びました。二つ目は「コミュニティ」です。バスケを続けてきたことで様々な年代のプレイヤーと深いつながりができました。三つ目は「自分自身への信頼」です。靭帯を4本切っても戻ってこられたという事実は、人生の他の場面でも「やればできる」という確信を与えてくれます。

「やめる」より「どう続けるか」を考える

「なんでそこまでしてやるの?」という問いに、今なら少し答えられます。それは「やめることのコストが、続けることのコストより大きいから」です。バスケをやめることで失う充実感、居場所、自分らしさ——それを考えると、たとえ怪我のリスクがあっても続けることを選びます。

大切なのは「やめるかやめないか」ではなく「どうすれば安全に長く続けられるか」を考えることです。股関節のケア、正しいトレーニング、十分な回復。これらを意識することで、怪我のリスクを下げながらバスケを楽しめます。アラフォーがバスケを続けることは、工夫次第で十分に可能です。同じ思いを持つアラフォープレイヤーにこのブログが届いたらうれしいです。

靭帯断裂後の精神的な回復について

靭帯を切った後は、体の回復と同時に「また切るかもしれない」という恐怖との戦いがあります。特に復帰直後の着地の瞬間、「このまま倒れるんじゃないか」という感覚が頭をよぎることが何度もありました。

この恐怖を乗り越えるために有効だったのは、「恐怖を感じることは正常だ」と認めることと、「準備が万全だから大丈夫」という根拠のある自信を持つことです。リハビリをしっかりやり遂げ、フォームを修正し、筋力が戻ったことを確認してから復帰することで、恐怖が少しずつ自信に変わっていきました。

バスケを続ける覚悟と準備

靭帯を4本切ってバスケを続けることを選んだからには、「また怪我をしないための準備」に真剣に向き合う責任があると思っています。家族に心配をかけた分、できる限り怪我予防に取り組む。それが「続ける」という選択の誠実な向き合い方だと考えています。

股関節ケア、正しいフォーム、適切な回復——これらを続けることは、コートに立ち続けることへの感謝と準備です。「なんでそこまでしてやるの?」と聞かれたら、今はこう答えます。「やめるより続ける方が、自分らしくいられるから」と。同じ思いを持つアラフォーバスケプレイヤーに、この言葉が届いたらうれしいです。

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