怪我明けに最初にやるべきこと

ジャンプ

筋トレより先にやることがある【靭帯断裂の実体験】

私はアラフォーで身長181cm、バスケを長年続けているプレイヤーです。今回は怪我との向き合い方について、かなり正直に書きます。失敗談も含めて。


私の怪我歴:両足の靭帯を合計4本切った

足首の靭帯を、両足で2本ずつ、合計4本切っています。しかも今現在も右足の靭帯が切れたままで、リハビリ中です。

これだけ聞くと「よくバスケ続けてるな」と思われるかもしれません。でも実際、ずっと続けてきました。痛み止めを飲みながら、患部に強くテーピングを巻きながら。今思えば最悪のやり方で。

靭帯だけじゃなく、その時期から他の怪我も急に増えてきました。体のどこかが悲鳴を上げていたんだと思います。


やってはいけなかったこと

正直に言います。当時の私がやっていたことは、今考えると全部間違いでした。

痛み止めを飲んでバスケを続けることは、痛みというシグナルを強制的に遮断しながら患部に負荷をかけ続けることです。体が「止まれ」と言っているのに、薬で声を消して走り続けるようなものです。

強くテーピングを巻いて血流を止めることも同様です。固定すること自体は間違いではありませんが、血流を止めるほど強く巻くと、修復に必要な血液が届かなくなります。治るどころか、回復が遅れます。

「休めない」という気持ちはわかります。私もそうでした。でもこのやり方で怪我が増えていったのは事実です。

無理をした代償:手術が増えた

さらに最悪な結果を招いてしまいました。

痛み止めを飲みながらプレーを続けた左足の靭帯は、一応くっつきました。でも「治った」とは言えない状態です。靭帯が緩いまま固まってしまったんです。靭帯というのは、ちゃんと安静にして適切に治療すれば、元の張りを保ったまま回復できます。でも無理をして動かし続けると、伸びた状態のままくっついてしまうことがある。私の左足がまさにそれでした。

その結果、右足の治療が終わり次第、今度は左足首の手術をしなければいけなくなりました。本来であれば保存療法、つまり手術なしで治療を進めるだけでよかったのに、無理をしたせいで手術が必要な状態を自分で作ってしまったんです。

保存療法だけであれば、ある程度の期間で回復してバスケに戻れていました。でも今は右足のリハビリが終わったら左足の手術、そしてまたリハビリ、という流れが待っています。急いでプレーを続けた結果、二倍以上の時間がかかることになってしまいました。

あのとき大人しくしていれば、今頃コートに戻れていたかもしれない。それが正直な気持ちです。


怪我明けに最初にやるべきだったこと

今のリハビリ期間で気づいたことがあります。動けない期間にこそ、できることがたくさんあるということです。

上半身のトレーニングは足が使えなくてもできます。バスケは足だけのスポーツじゃないので、上半身の強化は復帰後に直結します。怪我をしている間に上半身を鍛えておくことで、復帰後のパフォーマンスが変わります。

ストレッチと股関節のケアは、足首を怪我していてもできるものがほとんどです。むしろ動けない期間にじっくり股関節をほぐしておくことで、復帰後の動きが全然違います。私自身、ストレッチをしっかり続けた後の復帰では「なんか動きやすい」と感じました。筋力は落ちているはずなのに、です。

ハンドリング練習は座ったままでもできます。これは反射神経や手先の感覚を維持するためにかなり有効でした。足が使えなくても、ボールを触り続けることでバスケの感覚を失わずに済みます。


「安静にしろ」は正解でもあり、不正解でもある

病院に行くと「安静に」と言われます。それは間違いではありません。でも「安静」というのは「何もするな」という意味じゃないと今は思っています。

患部を休ませながら、患部以外を動かし続ける。これが怪我明けの正解だと思います。足首を怪我しているなら、足首は休ませながら上半身・股関節・ハンドリングを続ける。全部止める必要はないんです。


今リハビリ中の私が伝えたいこと

現在も右足の靭帯が切れたままリハビリをしています。完全復帰はまだ先です。でも今回は焦っていません。上半身を鍛え、股関節をほぐし、ハンドリングを続けながら、患部の回復を待っています。

以前の自分のように痛み止めで誤魔化して走り続けていたら、今頃もっとひどい状態になっていたと思います。

怪我で悩んでいる人に一番伝えたいのはこれです。動けない期間は、失う時間じゃない。使い方次第で、復帰後を変えられる時間です。

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