ギプス固定中でもできるトレーニング|怪我しても筋力を落とさない方法【バスケ体験談】

ジャンプ

動けない期間を無駄にしない過ごし方

私はアラフォーで身長181cm、バスケを長年続けているプレイヤーです。今回は足首にギプスをしていた期間に実際にやっていたことを正直に紹介します。特別なことは何もありません。でもこの期間の過ごし方が、復帰後を大きく変えると今は思っています。


ギプス中にできることなんてほぼない、が正直なところ

足首にギプスをしているとき、正直できることはかなり限られます。走れない、跳べない、普通に立つこともままならない。最初は何もできないという焦りばかりがありました。

でもその期間に少しずつ気づいていったのは、「足が使えないだけで、できることはまだある」ということでした。


① 立ってやるトレーニングを座ってやる

一番シンプルな発想ですが、これが意外と効きました。立ってやるトレーニングを座ってやるだけです。

特に効果を感じたのが座った状態でのクリーン動作です。椅子に座ったままバーベルを引き上げる動作を行うことで、足首に負担をかけずに股関節まわりの爆発力と感覚を維持できました。足が使えない状態でも股関節は動かせます。ギプス中でも股関節の感覚を忘れないようにしておくことで、復帰後の動き出しがスムーズになりました。


② 自分の弱点を分析して上半身を強化する

ギプス中は上半身トレーニングに集中しました。ただ闇雲に上半身を鍛えるのではなく、「今の自分の弱点はどこか」を分析してから取り組むことが大事です。

私の場合、タフショットでもボールが飛びやすくなるように肩と胸を重点的に鍛えました。バスケでは体勢が崩れた状態でもシュートを打たなければいけない場面が多い。そういう場面で差が出るのが上半身の力です。怪我をしていて下半身が使えない期間こそ、上半身の弱点を潰すチャンスだと思っています。


③ ハンドリングと反射神経の練習

できる環境であればハンドリング練習は続けたほうがいいです。座ったままでもボールは触れます。バスケの感覚を維持するためにも、毎日少しでもボールに触れておくことをおすすめします。

意外だと感じたのが反射神経のトレーニングです。反射神経は使わないと鈍ります。座った状態でもできる反射神経トレーニングを取り入れることで、復帰後の動き出しの鋭さが維持できました。速いパスへの反応、ルーズボールへの反応、こういった場面での差は反射神経で決まることが多いです。


一応自分が使っている、反射神経のトレーニング道具を紹介します。
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これを地面に落として、跳ね返ったボールを拾うだけですがこれが意外といいのでぜひ試してみてください。


④ 食事と栄養への向き合い方が変わった

正直に言うと、食事や栄養管理はずっと馬鹿にしていました。好きなものを食べて、体のケアなんておまじないくらいにしか思っていなかったんです。

でもギプスをしていた期間に時間ができて、栄養について調べ始めました。毎日アスリート飯を食べればいいというわけでもないけれど、たまに意識して健康的な食事を取り入れるだけでも違います。試しにアスリート向けの食事を続けてみたら、パフォーマンスというよりも回復が早くなる感覚がありました。食事で体が変わるというのを初めて実感した期間でした。食事と栄養については近々また詳しく書こうと思います。


動けない期間は、準備期間だった

ギプスをしていた期間にやっていたことは、どれも地味なものばかりです。座ってクリーン動作、上半身トレーニング、ハンドリング、栄養の勉強。派手なトレーニングは何一つありません。

でもこの期間に積み上げたものが、復帰後に確実に出てきました。動けない期間は失う時間じゃない。使い方次第で、復帰後を変えられる準備期間です。

ギプスをしている人、怪我で動けない人、焦らなくていいです。今できることを一つずつやっていきましょう。

ギプス中トレーニングで得た意外な副産物

ギプスをしながらトレーニングを続けたことで、想定外の収穫がありました。上半身のトレーニングに集中できたことで、上半身の筋力が大幅に上がったこと。体幹トレーニングをじっくり行えたことで、体幹の安定性が以前より高くなったこと。

そして最も大きかったのは「怪我していない部位の動きを見直す時間ができた」ことです。片足だけで動いていると、普段気づかない体の左右差やクセが見えてきます。健側の動きを観察することで、自分の体の問題点を多く発見できました。

怪我中も成長できるという考え方

怪我をすると「コートから遠ざかる時間」と考えがちですが、見方を変えれば「自分の弱点を修正する時間」です。ギプス中にできないことがある一方で、普段できないこともできます。映像でのフォーム分析、ルーティンの見直し、栄養管理の改善。

靭帯を4本切った経験を通じて、怪我のたびに何かを学んできました。最後の怪我の後、体の動きは怪我前より良くなっています。怪我は辛いですが、正しく向き合えば成長のチャンスになります。ギプス中でも「やれること」を探し続ける姿勢が、復帰後の伸びしろを作ります。

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