靭帯断裂からバスケ復帰した理由|4本切っても続けることを選んだアラフォーの体験記

バスケ

怪我と向き合った10年間の話

私はアラフォーで身長181cm、バスケを長年続けているプレイヤーです。今回は、怪我との向き合い方について、かなり個人的な話をします。


靭帯を両足合計4本、切った

足首の靭帯を、両足で2本ずつ、合計4本切っています。現在も右足の靭帯が切れたままリハビリ中で、右足の治療が終わったら今度は左足の手術が待っています。

無理をして動き続けた結果、左足の靭帯は緩いまま固まってしまいました。保存療法だけで済んだはずが、手術が必要な状態になってしまった。自分で自分の治療期間を、二倍以上に延ばしてしまったんです。

それでもバスケを続けています。


「やめようかな」と思ったことは何度もある

正直に言います。やめようと思ったことは何度もあります。

痛みが続く中でコートに立てない時期、周りが普通にプレーしているのを見ている時期、治ったと思ったらまた怪我をした時期。そのたびに「もういいかな」という気持ちが頭をよぎりました。

でも気づいたらまた復帰のためのトレーニングをやっていました。やめると決めた瞬間は一度もなかった。気づいたら続けていた、というのが正直なところです。


続けられた理由は、たぶん怒りだった

なぜ続けられたのか、改めて考えてみると、たぶん自分への怒りだったと思います。

「自分が弱いから怪我をした」という感覚がずっとありました。それが悔しくて、悔しくて、やめるという選択肢が取れなかった。怒りがエネルギーになっていたんだと思います。これは自分でも特殊なケースだと思っています。美しい理由じゃないし、誰にも勧められるものじゃない。でもそれが私の正直な動機でした。


怪我で悩んでいる人に伝えたいこと

怪我をしながらもスポーツを続けたいと悩んでいる人に、無責任なことは言いたくありません。「好きなら続けろ」とは言えません。

やめてもいいと思います。一回離れてもいいと思います。好きだからこそ悩んでいるわけで、その気持ちは続けても離れても変わらないはずです。

ただ一つだけ伝えたいのは、怪我でできない期間を「ただの遠回り」と思わないほうがいいということです。

動けない期間に上半身を鍛えた、ストレッチで股関節が柔らかくなった、ハンドリングの感覚が磨かれた。私自身、怪我をしている期間にやったことが、復帰後のパフォーマンスに直結していました。一見遠回りに見えることが、実は近道だったり、別のルートだったりすることがあります。

できないことを嘆くより、今できることを積み上げる。それだけで、復帰後が全然違います。


バスケが好きだから、悩んでいる

結局のところ、怪我をしながら悩んでいる人は全員、そのスポーツが好きだから悩んでいるんだと思います。好きじゃなければ悩まない。

続けるもやめるも、離れるも戻るも、全部正解です。ただどの選択をするにしても、怪我をしている今この期間を、無駄にしないでほしいと思います。

私はまだリハビリ中です。でも今日もトレーニングをしています。

復帰後に変えたこと:再発しないための3つの習慣

靭帯を切るたびに復帰してきましたが、4回目の怪我の後、本気で「次は絶対に切らない」と決めました。そのために変えたのが日常の3つの習慣です。

まず「股関節モビリティを毎朝行う」ことです。90/90ストレッチを5〜10分、起床直後に欠かさず行います。これで股関節の詰まりを取り、踏み切りと着地で股関節が正しく機能する状態を維持します。たった5分ですが、この積み重ねが怪我予防に直結しています。

次に「片脚バランストレーニングを週3回以上」行うことです。片脚スクワットとバランスディスクを使ったトレーニングで、着地時の膝と足首の安定性を高めます。特に切り返し動作の多いバスケでは、この安定性が命綱です。

最後に「練習後は必ずアイシングとストレッチ」することです。練習後の疲れた体でストレッチをする習慣がなかった過去の自分を反省しています。10分のクールダウンが翌日の体の状態を大きく変えます。

アラフォーがバスケを長く続けるために

靭帯を4本切った経験から言えることは、怪我はほとんどが「防げた怪我」だということです。股関節の可動域不足、着地フォームの悪さ、疲労の蓄積——これらに早く気づいて対処していれば、少なくとも何本かは防げたと思っています。

アラフォーでバスケを続けることは決して無謀ではありません。体の仕組みを理解して、正しくケアをしながら続ければ、40代でも十分に楽しくプレーできます。怪我を恐れてコートを離れるより、正しい知識を持ってコートに立ち続ける方を選んでください。

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