神経出力型の私がスタミナ不足と向き合った話

ジャンプ

疲れ方がおかしいと思ったら医者に言われた

私はアラフォーで身長181cm、バスケを長年続けているプレイヤーです。今回は、自分が「神経出力型」だと診断されてから、スタミナとの向き合い方が変わった話をします。


疲れ方がおかしいと感じて神経内科に行った

ある時期から、疲れ方が明らかにおかしいと感じるようになりました。バスケをしていて体力が続かないというレベルではなく、日常生活でも疲れが抜けない、動き出しがきつい、そういう感覚が続いていたんです。

さすがにおかしいと思って神経内科に行ったところ、医者にこう言われました。「珍しいくらいの神経出力型ですね」と。

神経出力型というのは、一回の出力は非常に高いけれど、連続して出力を維持することが苦手なタイプです。瞬発力はある、でもスタミナが続かない。まさに自分のことだと思いました。


神経出力型のバスケはこういう感じ

具体的にどういうことかというと、こんなイメージです。

オフェンスからディフェンスに戻るとき、体力を温存するために少し余力を残して戻ります。これで体力が+3回復したとします。でもディフェンスのリバウンドで全力ジャンプをすると-10消費する。差し引きでマイナス7です。これが積み重なると、試合の後半には完全に電池切れになってしまいます。

一回のジャンプは高い。でもその一回で大量のエネルギーを使ってしまうので、繰り返しができない。前の記事で書いた「リバウンドで相手が5割の高さで何度も跳べるのに、自分は一回しか跳べない」という話は、まさにこの神経出力型の特性が原因でした。


「スタミナをつければ解決」は半分正解、半分違う

最初は「スタミナをつければ全部解決する」と思っていました。でも実際はそう単純ではありませんでした。

スポーツ科学的に正確に言うと、持久力トレーニングで鍛えられるのは「最大出力そのもの」ではなく「疲労が蓄積しにくくなること」です。つまり、一回のジャンプの高さが下がるわけではなく、同じジャンプを繰り返したときの後半の出力低下が緩やかになるということです。

私のイメージで言うと、以前は出力8割・持久力2割という配分だったものが、持久力トレーニングを続けることで出力7割・持久力3割に近づいていく感覚です。最大出力は変わらないけれど、その出力を長く維持できるようになっていく、というイメージです。


変えたトレーニング

神経出力型だとわかってから、トレーニングの中身を変えました。

それまでの高重量・低回数メインの筋トレに加えて、低重量・中重量での高回数トレーニングを増やしました。さらに連続ジャンプとタバタ式ヒートエアロバイクを取り入れました。連続ジャンプは、神経出力型が最も苦手とする「繰り返しの出力」を直接鍛えられるトレーニングです。


気づいた意外な事実

トレーニングを変えてから、面白いことに気づきました。試合中に疲れてきて「もうだめだ」と思いながら適当に跳んだジャンプが、意外と高さが出ていることがあったんです。

これはおそらく、疲れて全身の余計な力が抜けたことで、神経出力が素直に伝わったからだと思います。神経出力型は力みすぎると逆にパフォーマンスが落ちることがあります。リラックスした状態のほうが神経がうまく働くという、自分の体の特性を改めて実感した瞬間でした。


自分のタイプを知ることが、鍛え方を変える

神経出力型だとわかったことで、「なぜ自分だけ疲れるのか」という長年の疑問がようやく解消されました。みんなと同じトレーニングをしても、タイプが違えば結果も違います。

スタミナがなくて悩んでいる人は、一度自分が神経出力型なのか持久力型なのかを意識してみてください。自分のタイプを知ることが、正しい鍛え方への第一歩になります。

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