試合前日に激しい練習をするのをやめてから、試合当日のパフォーマンスが上がりました。「休むこと」と「動くこと」のバランスをアラフォーになって初めて理解した話です。
試合前日に全力練習して失敗した経験
30年間バスケを続けてきた、181cmのアラフォープレイヤーです。20代のころは試合前日でも普通に激しい練習をしていました。それで問題なかった。ところが40代になると、前日に追い込んだ翌日は動きが重い。シュートの感覚がズレている。スタミナが前半で切れかける。試合前日の練習を強度落とすだけで翌日の状態が変わることに気づいたのは、怪我のリハビリ中にトレーナーから「アクティブリカバリー」という概念を教わってからです。
アクティブリカバリーとは何か
アクティブリカバリーとは、完全な休息ではなく、軽い運動によって回復を促す方法です。完全に寝ているだけだと血流が停滞し、疲労物質の排出が遅くなります。逆に激しい運動は新たなダメージを与えます。その中間、「心拍数が少し上がる程度の軽い動き」が最も回復効率が高いとされています。アスリートのコンディショニングでは常識ですが、社会人バスケではあまり知られていません。
私の試合前日ルーティン
①軽いジョギング10分:息が上がらない、会話できるペース。心拍数120前後が目安。②動的ストレッチ10分:レッグスウィング・ヒップサークル・ウォーキングランジ。関節の可動域を確認しながら動きます。③シュート練習(本数限定):フリースロー20本・ミドル10本のみ。感覚確認が目的なので、疲れるまでやらない。④入浴・ストレッチ:試合前夜は15分の湯船に浸かり、そのあと10分の静的ストレッチ。睡眠の質が上がります。全体で45分以内に収めています。
試合当日の変化
このルーティンに変えてから、試合開始直後から体が動くようになりました。以前は「3Qあたりからエンジンがかかる」感じだったのが、「1Qから跳べる」状態になりました。アラフォーは20代と違い、体が温まるまで時間がかかります。前日のアクティブリカバリーはその予熱を保つ役割を果たしてくれます。試合前日を「何もしない日」ではなく「準備の日」と捉え直してから、プレーが変わりました。
試合前日の「やってはいけないこと」
試合前日に避けるべきことも重要です。激しい下半身トレーニングは筋肉の修復が間に合わないため前日NGです。新しいシューズや道具の試用は試合前日に初めて使うと感覚が狂います。食べ慣れないものを食べるのも胃腸のコンディションが変わるリスクがあります。夜更かしは言うまでもありません。逆に言えば、前日は「いつも通り」を心がけるのが基本です。特別なことをするより、乱さないことが大事です。
まとめ:試合前日は「整える日」
アラフォーになってわかったのは、試合当日に高いパフォーマンスを出すための準備は前日から始まっているということです。若いころは当日の気合で補えていたものが、今はそうはいきません。前日にしっかり整えることで、試合開始直後から体が動く状態を作れます。アクティブリカバリーを前日ルーティンに組み込んでから、「1Qから全開で動ける」試合が増えました。


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