スタミナがない人が鍛えるべきは「筋肉の使い方」だった
私はアラフォーで身長181cm、バスケを長年続けているプレイヤーです。今回は、筋トレをそれなりにやっているのになぜかスタミナが続かなかった時期の話をします。原因は筋力じゃなく、筋持久力でした。
俺だけなんでこんなに疲れるんだろう
バスケの試合中、1ピリオドを全力でやりきるだけでかなりきつかった。息が上がって、脚が重くなって、動きが鈍くなる。でも周りを見ると、他の選手たちは全然疲れていない。同じコートで同じ時間動いているのに、なんでこんなに差があるんだろうとずっと思っていました。
筋トレはやっていました。一般的なメニューで、上げるときは素早く、下ろすときはゆっくりという、いわゆる筋肥大を意識したやり方です。スクワットも、レッグプレスも、それなりの重量でこなしていた。筋力はあるつもりでした。
でも、試合になると疲れる。この矛盾がずっと解消されなかったんです。
気づいたのはリバウンド争いのとき
あるとき、リバウンドの場面で気づきました。私は高いジャンプを一回だけ跳べる。でも相手は自分の5割くらいの高さのジャンプを、何度も何度も繰り返して跳び続けている。
そのとき初めて「あ、これは筋力の問題じゃないんだ」と思いました。
一回の最大出力を高める練習ばかりしていた私は、その一回のジャンプは高くなっていた。でも繰り返し使い続ける力、つまり筋持久力がまったく鍛えられていなかったんです。バスケは40分間、何十回もジャンプして走り続けるスポーツです。最大出力より、その出力を何度も出し続ける能力のほうがよほど重要でした。
筋力と筋持久力は、鍛え方がまったく違う。同じ筋トレをやっているつもりでも、鍛えているものが全然別物だったということです。変えたこと:重量を下げて回数を増やした
気づいてからトレーニングメニューを変えました。それまでの高重量・低回数メインのトレーニングに加えて、低重量・中重量で高回数のトレーニングを取り入れるようにしたんです。
さらにタバタ式のヒートエアロバイクも追加しました。タバタ式というのは、20秒全力・10秒休憩を8セット繰り返すトレーニングで、心肺機能と筋持久力を同時に追い込める方法です。きつさで言えば、重量トレーニングより全然きつかったです。
結果:若干だけど、スタミナが持つようになった
正直に言います。劇的には変わっていません。でも、若干だけどスタミナが持つようになった感覚はあります。
1ピリオドで限界だったのが、少し余裕が出てきた。それだけといえばそれだけですが、これは筋トレの重量を上げても一切感じられなかった変化でした。やっていることが変わったから、体の筋力とスタミナは別物です。高重量のトレーニングで筋力をつけても、スタミナはほとんど上がりません。スタミナを上げたいなら、筋持久力と心肺機能を鍛えるトレーニングが必要です。
具体的には、低重量・高回数のトレーニングと、タバタ式などのインターバルトレーニングの組み合わせがおすすめです。筋トレはやっているのになぜか疲れやすいという人は、一度トレーニングの「中身」を見直してみてください。鍛えているものが、自分が本当に必要なものと一致していないかもしれません。私自身、重量を追いかけていた時期は「なんで俺だけ疲れるんだ」という答えのない疑問を抱え続けていました。でも鍛えるものを変えたら、少しずつ答えが見えてきました。筋トレの量より、筋トレの中身を変えることのほうが、スタミナには効きます。


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