バスケを20年やっていて、ずっと「膝と足首で跳ぶもの」だと思っていました。
股関節主導でジャンプする、という感覚が全くなかった。それを意識し始めてから、踏み切りが変わりました。
股関節主導って何?
踏み切りの瞬間、股関節を折りたたむ→一気に伸展させる、この動きが「股関節主導」のジャンプです。
膝や足首だけで跳ぼうとすると、体の大きな筋肉(大臀筋・ハムストリングス)を使えません。股関節から動かすことで、体全体の力をジャンプに乗せられるようになります。
気づいたきっかけ
片脚RDLというトレーニングを始めたことがきっかけでした。片脚で立って股関節から体を前に倒し、また戻す。この動きを繰り返すうちに、「あ、これが踏み切りと同じ動きだ」と気づいたんです。
股関節を折りたたんで力をためて、一気に伸ばす。RDLで股関節主導の感覚を覚えてから、シュートやリバウンドの踏み切りで意識的に股関節を使ってみると、明らかに体の伸びが変わりました。
若い頃との違い
若い頃は多少フォームが悪くても、筋力と勢いで補えます。でもアラフォーになると、そのごまかしが利かなくなってきます。
疲れてくると股関節が使えなくなって、膝と足首だけで跳ぼうとする。すると高さが出ないだけでなく、膝や足首への負担が増して怪我のリスクも上がります。
「歳をとると跳べなくなる」ではなく、「歳をとると雑な動きが通用しなくなる」が正確だと思っています。
意識を変えるだけで跳べるようになる
筋肉量は変わっていません。変わったのは、動きの意識だけです。
股関節を使う感覚は、最初はぼんやりしていてもだんだん明確になってきます。RDLや90/90ストレッチで股関節の感覚を磨いてから踏み切りに入ると、体が自然に反応するようになります。
アラフォーのジャンプ力アップに必要なのは、まず「どこで跳ぶか」の認識を変えること。股関節を使う感覚、ぜひ試してみてください。
股関節の感覚を磨く具体的な方法
股関節主導の感覚を覚えるには、まず日常の動きから意識することが大事です。
椅子から立ち上がるとき、股関節を使ってみる。階段を上るとき、お尻で押し上げる感覚を持つ。こうした小さな意識の積み重ねが、踏み切りの動きに結びついてきます。
トレーニングでは片脚RDLのほかに、ヒップヒンジという動作を練習するのが効果的です。足を肩幅に開いて、股関節から前に倒れる。膝はほとんど曲げない。ハムストリングスに張りを感じながらゆっくり戻す。これを繰り返すだけで、股関節主導の感覚がつかみやすくなります。
まとめ
バスケ20年で気づかなかった感覚が、ちょっとした意識の変化でわかるようになりました。
筋力をつけることをやめたわけではありません。でも「どこを使って跳ぶか」を意識するようになってから、踏み切りの質が変わりました。アラフォーになってからでも、体の使い方は変えられます。試してみてください。


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